印鑑・はんこの豆知識
グリグリしなくても綺麗に押印できる理由
辻村のはんこは、見た目にはわかりませんが、印面の中央が少し高くなっています。グリグリしなくてもキレイに押印ができるのは、このひと手間のおかげです。
辻村のはんこは、すべて手彫りで丁寧に作られています。
同じ名字に同じ書体でも、バリエーションは豊か
同じ書体でも何種類もの漢字があります。
印文をスケッチして最適な漢字の組み合わせを考えたり、それぞれの漢字の大きさを微妙に変えてバランスを取ったりできるのも手彫りの良さです。
お客さまのお名前ごとに漢字を厳選して、全体のバランスを考えた見栄えの良いレイアウトでお彫りいたします。
辻村の柘(つげ)は、最高級品質の鹿児島産です
安価で販売しているはんこ屋さんの多くは、海外から輸入した柘の機械彫りですが、辻村の柘のはんこは、すべて最高級鹿児島産の柘を手彫りして販売しています。柘は、印材の中では安価ですが、品質は折り紙付きです。
象牙の印材が高価な理由
象牙は、成長速度が遅く、一頭で二本しか採れない上に、一度採るともう二度と生えてこない希少価値の高い素材です。印材としての性能も高く、朱肉に含まれる油分をはじくため、寿命が長く、改刻すれば代々使用できる、最上級の印材です。
いろんな印材を取り揃えております
象牙、オランダ水牛、黒水牛、柘、K18印材、チタン、マンモス、石材、ピポティ、べっ甲、琥珀(黄)、シープホーン、優牙、彩樺、プロイン、ユニコーン、セラミック・アイボリー、ブライヤー、アグニ、セレなど。
古文について
この書体は3500年ほど前にできた非常に古い時代のもじで、篆書(小篆)の元になっているものです。
従って、文字の種類が少ないので、お客さまの名前の文字に当てはまるものがない場合は、篆書の中から選び、古文の風合いにアレンジする場合もあります。
また、枠の太さについては、小生の考えでは中輪(太めの枠)の枠で文字を細めにまとめた方が、より古文らしさを表現できるので、中輪の枠にさせていただいております。